Heart ブログHeart blog
2015.11.12
ラーチ(カラマツ)に会いに☆
アロマ&ナチュラルセラピーハートの牧野です。
澄み渡る青空の下、東山植物園に行ってきました。
目指すは東海の森。
専門学校の授業と次の仕事の合間の正味1時間でしたが、
ビーチ、ラーチ、トチノキ、ハニーサックルなどを見てきました。
BFRP東海(バッチ財団登録プラクティショナーの東海地区のグループ)
主催の植物観察会で、何度か定点観察をしている樹木です。
昨夜から、ラーチの木がどうしても気になり、
車を走らせました。
短い時間でしたが、ラーチの木にも会えました!
(写真が横になってしまいますが、まつかさがたくさん見えます)
バッチフラワーレメディでは、
ラーチは自信のなさに使うレメディ。
一見目立たない、どちらかというと地味な(?)木ですが、
春に咲く雌花は深紅のとても美しい花です。
こちらはラーチの花のポストカード。⇃
樹形もとても繊細で、最近この木がますます気になっています。
太陽の光が大好きな陽樹でもあるラーチ。
モミの木のような、りんとしたシャープな力強さではないけれど、
実はとても強さのある木で、
北のツンドラ地方でも生きることができるそうです。
自分が劣っていると感じたり、
劣等感を持つってことは、
ある意味とても繊細で、まっとうな感受性でもあると思う。
ラーチのレメディは静かな自信をもたらすとされますが、
木のそばにたたずんでいると、
優しい力で包まれているような気がします。
ブナの木も、まだまだ緑の葉を茂らせていました。
完璧さも求めるあまり、人に批判的になりがちな時、
ビーチのレメディは使われます。
すべらかな幹、群生している美しい森、
たしかに人を簡単には寄せ付けないようなエネルギーのある木です。
トチノキはほぼ葉を落としていましたが、
季節外れの新芽を見つけました。(写真が横向きですが…)
冬に向かうこの時期、あえて困難さを選ぶ枝もあるのですね。
ハニーサックルは赤い実をつけていました。
来週はBFRP主催の植物観察会が予定されています。
(11月19日(木)、23日(月・祝))
バッチフラワーレメディの植物に関心のある方なら
どなたでも参加できます。
詳しくはBFRP東海のブログをご覧ください。
2015.11.11
ハーブ染め体験ワークショップ☆
アロマ&ナチュラルセラピーハートです。
立冬を過ぎましたが、暖かい日が続きますね。
昨日はハーブカレッジ主催、
第3回オープンカレッジとして、
「ハーブ染め体験ワークショップ」を行いました。
ハーブに詳しい方から初めての方まで、
植物の恵みを充分に味わいながら、時間が流れました。
今回は畑で収穫して約2週間乾燥させた
①セージ、②セントジョーンズワート
そしてフレッシュの③パイナップルミントとレモンバーム
合計3種類の染液でシルク生地を染めました。
葉っぱを枝から外したり、
ハーブを煮だしている時は、部屋中がいい香りです
大鍋をかき混ぜながら、染液を煮だしている様子は、
やはり皆魔女??っぽいです
今回はサンプルで、ローゼル染めも見ていただきました。
(こちらは時間がかかるので、この日はここまで。
淡い紫色に染まります。)
3種類とも、何ともいえない優しい色合いが魅力です。
媒染剤につけるている時はこんな感じでした。⇃
さらにもう一度染液で染めて、完成!!
自分で染めると、また嬉しさもひとしお!
セージはクリアな黄色、
セントジョーンズワートはやや赤みのあるベージュ、
ミントとレモンバームは落ち着いたクリーム色に染まりました!
優しい色合いのシルク生地ですので、
生地をどう使うか?
ハーブを入れたアイピロー、プチスカーフなどなど
様々なアイディアで盛り上がっていました。
私はセージの生地でマスクと、
ローゼルの薄紫でアイピローを作りたいです。
(がんばります。。)
残った染液で、麻を染めてみました。
染まらないかと思ったら、セージは優しくクリアな黄色に染まりました!
最後まで身を粉にして働くとはこのことか!
と思えるほど、
様々な恩恵を与えてくれるハーブや植物に感謝、感謝の1日でした。
2015.11.08
シニアハーバルセラピストコースがスタートしました☆
アロマ&ナチュラルセラピーハートです。
木々の紅葉が少しずつ始まっていて、
刻々と変化する自然の彩りに目をみはる日々です。
今日はJAMHAシニアハーバルセラピストコースの初日でした。
初日というのは、受講生の方はもちろん、
受け入れ側もドキドキで、
いまだに前日は眠りが浅くなります。
今回も遠方から、また家事や育児、介護や仕事、
日常のあれこれを抱えながらも、
今が勉強のタイミング”!と決意した皆様とともに、
がんばっていきたいと思います。
シニアハーバルセラピストコースは、
旧資格制度の
ハーバルプラクティショナー(植物療法科)のカリキュラムとなります。
本日は、
①植物療法概論
②治癒系と老化制御がテーマでした。
植物療法の専門家として、
より実践力を身につけるためのカリキュラムです。
(メディカルハーブの講師や専門家を目指す方にも最適なコースです。)
様々なケースに対応するハーブやその他の植物療法(アロマやレメディ)
そして野菜や果物など植物性食品も含めた幅広い視点で、
ハーブの成分や安全性、有用性を深く学びます。
難しさもあるけれど、本当に面白い!と思います。
私は6年ほど前に大阪で植物化学科と植物療法科を受講しました。
その頃は子供が小さかったので、4時起きとかで勉強していました。
当時は大変さもありましたが、
プラクティショナーコースでの学びは、
その後の講師活動に確実に活かされています。
コース最終日には論文発表があります。
私は化学科で【植物色素】をテーマにしました。
最近ますます植物の色に興味がでてきて、
その時からの学びは続いています。
ハーブ染めもその1つ。
大人の学び、本当に楽しいです。
次回は11月下旬の授業となります。
楽しみにしています♪
収穫したローゼルをアップルビネガーに漬けました。
薄めて甘みをつけて飲んでも美味しいです。
(今回はハーブ染めの材料です)
2015.11.04
アロマトリートメントのレシピ
アロマ&ナチュラルセラピーハートです。
小春日和と呼ぶのにピッタリな暖かい日が続きますね。
サロンでのアロマトリートメントメニューの1つに
上半身集中コースがあります。
ハーブの手浴で手を温めてから、
うつ伏せでの肩から背中、仰向けで手と腕、デコルテなど
上半身や頭皮を中心としたトリートメントです。
手浴は手をお湯につけるだけでも肩の力がふっと抜けますが、
同時に肩や腕など上半身が温まり、
ハーブの香りや見た目の美しさで気持ちも落ち着きます。
今日はリンデンとラベンダーを使いました。
手浴には、
リンデンやラベンダー、ローズなど香りのよいハーブの他、
ウスベニアオイなど、お肌にも優しくしっとりとしたハーブも良く使います。
関節のこわばりが気になる時や、
頭をすっきりさせたい時はローズマリーもおすすめです。
(ラベンダーとのブレンドもおすすめです。)
今日のクライアントさんは肩こりと目の疲れが気になり、
身体ががちがちとのこと。
(好きな香りでリラックスしたいというアロマセラピストさんであり、
ハーブの専門家でもありました。)
精油は3種類を選びトリートメントを行いました。
・フランキンセンス
・ネロリ
・マージョラム
呼吸をゆったりと整えるフランキンセンス。
神経系のバランスをとり優雅な気持ちに導くネロリ。
身体と心と緩めてリラックスすることで、コリや疲労を和らげるマージョラム。
落ち着きのある優雅さと、
ほのかにスパイシーな温かみのある優しい香りとなりました。
アロマのトリートメントはやっぱり良いな~と
改めて実感した1日でした
↑自分の内面をさらけ出す勇気(アグリモニー)
2015.11.03
文化の日、そしてアロマの日
アロマ&ナチュラルセラピーハートです。
冴え冴えと晴れ渡る青空の日が続きますね。
11月3日は文化の日。
AEAJではこの日をアロマの日としています。
文化を広辞苑で引いてみると、説明の1つに
「人間が学習によって社会から習得した生活の仕方の総称。
衣食住を始め技術・学問・芸術・道徳・宗教など
物心両面に渡る生活形成の様式と内容を含む。」とありました。
物心両面とは、やはりとてもホリステック(全体的)であり、
生活の仕方の総称とはとても面白いと思いました。
文化勲章を受章された染色家で人間国宝の志村ふくみさん、
インタビューでのお話がとても印象的でした。
「一介の女の仕事だと思っておりましたけれど、
今日こうして勲章をいただきまして、
自分一人の仕事ではないのだと気づきました。
日本の女性がずっと仕事をしてきた、目立たない仕事でしたけど
それを貫いてきたことを私を通して皆様に知っていただけたら
大変嬉しいと思います。」
ノーベル賞を受賞された大村先生が
亡くなられた奥様の写真を大切に持たれているのも、
素敵だな~っと思いました。
様々な分野で功績を上げられている方々のおかげで、
そして過去から受け継がれてきた数限りない人々の力、
さらに自然そのものの力、、、
今の私たちの暮らしも、そんな土台の上に成り立っているんだと思うと、
改めて有り難い気持ちでいっぱいになります。
文化って、敷居が高いイメージがあるけれど、
もしかしたらとても身近なものなのかもしれない!
と感じた日でした。
難しく考えずに、
日本の季節の行事をちょっとだけ取り入れてみるとか、
二十四節気(にじゅうしせっき)を知るとか、
それだけでも身近な自然に敬意を払うことにつながっていく。
日々の暮らしのが、ほんの少しでも文化的なものになれば、
きっと心も育まれるに違いない。
アロマテラピーも、いつか香りの文化になるのかな~
(日本の香道のような)
できることから、少しずつ
今日は娘と近くの公園でお昼を食べて、半日過ごしました。
ほんのり紅葉した葉っぱもちらほらあり、
空がとても美しい1日でした。
2015.11.02
ハーバルセラピスト試験対策講座が終了しました。
アロマ&ナチュラルセラピーハートです。
11月に入り、久々の雨の1日なりました。
植物を育てていると、たまに降る雨は恵みの雨。
鉢植えの柊の実も、ほんのり色づき始めました。
今日はハーバルセラピスト試験の対策講座(2回目)が終了しました。
ハーバルセラピストコースのテキストは、
資料を入れると200ページ近いボリュームです。
これをくまなく覚えるの本当に大変な事。
知識としての科学的、体系的な重要ポイントをしっかりと理解し、
同時に生活の中でハーブを使いこなし、
ホリスティックなライフスタイルを提案できること。
その両面をバランスよく習得するのがコースの目的でもありますが、
今期の受講生の方々は、皆さんとてもバランスの良い方が多かったと感じます。
ともあれ、試験まで2週間ちょっとになりました。
受験を控えた皆さん、がんばって下さい
アロマやハーブの知識があることで、
助けられる事も多々あるかと思います。
11月の受験を見送られる方も、次回5月に向けて、
引き続きがんばりましょう
畑の野ブドウ(たぶん)
ブルーや濃紺の実の色のグラデーションがとても綺麗でした。
2015.11.01
AEAJアロマテラピー検定試験日でした。
アロマ&ナチュラルセラピーハートの牧野です。
今日はAEAJ第33回アロマテラピー検定の試験日でした。
受験をされた皆さま、お疲れ様でした。
アロマテラピーという言葉は、認知度の高い言葉となりました。
しかし、植物の香りに色々な力があることは、
まだまだ知られていないと感じることも多いです。
私が初めて精油を使ったのは、大学生の時でした。
その時期にホリスティックという言葉にも出会いました。
その後就職し、様々なストレスにさらされる日々の中で、
心と身体の関連性や、
食べ物の重要性にも関心を持ちました。
薬だけに頼らずに、
自分で自分をケアする方法があること。
それが植物などを使う方法(自然療法)であること。
自分の身体にも関心がでてきて、
ちょっとした不調があると、
精油やハーブを使って自分で実験する日々でした。
振り返ると、香りの好みも年代やその時の状況で変わることも多く、
良く使った精油やハーブを振り返ると、
その当時の自分を振り帰る良いきっかけになっています。
健康管理、美容、ストレスケア、
最近は医療や介護の現場でも、
アロマテラピーはますます広がりを見せています。
AEAJ公式HP(アロマの現場)
今の自分や周りの人々にとって、
アロマやハーブを学ぶことは恩恵になると確信しています。
正しい知識を持って、安全にアロマテラピ―を楽しむためにも
しっかり学んで安全に使いこなして下さいね。
次回のアロマテラピー検定対応コースは
11月16日(月)13:30~開講予定です。

